「北の国から」田中邦衛さんが老衰で死去 マスコミ取材を拒絶「もう人前には出ない」

2021年04月02日 18時30分

亡くなった田中邦衛さん(1989年、タスマニア物語制作発表会見)

 テレビドラマ「北の国から」シリーズなどで活躍した俳優の田中邦衛さんが先月24日に老衰のため亡くなっていたことが、わかった。88歳だった。

 田中さんは短大卒業後、1955年に俳優座養成所に入所。3年後に座員に昇格した。61年に映画「大学の若大将」で加山雄三演じる若大将のライバル・青大将役に抜擢され、人気を博した。

 81年スタートのフジテレビ「北の国から」では、妻と別れて2人の子供と北海道・富良野で生活する黒板五郎役を熱演。田中さんの代表作となった。

 ここ数年は高齢のため俳優を休業。2012年8月に行われた俳優・地井武男さんの「お別れの会」では「北の国から」で息子役だった吉岡秀隆に支えられながら、祭壇の前に立った。

 業界関係者によると「ずいぶん前から『もう人前には出ない』と公言していた。衰えゆく姿を見せたくなかったのだろう」という。

 マスコミもかねて田中さんにインタビュー取材を申し込んでいたが、かたくなに受けなかったという。最後まで生粋の俳優だった――。

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