4月13、14日に東京五輪の聖火リレーが大阪入りする。大阪府といえば、新型コロナの感染者が急増し、蔓延防止措置の適用を政府に申請しているのは周知のとおりだ。まもなく適用になる見通しで、そうなると〝まん防〟下での聖火リレーになってしまう。

 このまん防地域内聖火リレー問題を31日のテレビ朝日系ワイドショー「モーニングショー」が取り上げた。

 吉村洋文大阪府知事は「感染対策を徹底して実行することになるだろうと思う」と言えば、丸川珠代五輪担当大臣も「できるという判断をするか、管理できるルートだけを走ってもらうか」と、ルート変更はあり得るにせよ、どうやら聖火リレーは継続する構えだ。

 五輪への国民の機運を高めようとする意味もある聖火リレー。そんななか“コロナの女王”こと白鷗大学の岡田晴恵教授は、これまでの聖火リレーの沿道での応援ぶりを見て「場所によっては、かなり密のところもありますよね」と指摘。

 続けて「ですから、どうぞみなさん、テレビでご覧になってですね、いくら屋外であっても!」と現場での応援をしないことを呼びかけた。