アメママン封印!? お笑い芸人の間寛平(71)が30日、都内で「芸能生活50周年+1記念ツアー『いくつになってもあまえんぼう』」記者会見を行った。

 司会を次長課長の河本準一(45)が務め、池乃めだか(77)と中川家(剛=50、礼二=49)がゲストで出席した。

 寛平は「本当は去年やりたかったけど、今年できることになった」とコロナ禍のため「50周年+1」になったことを明かした。

 芸歴50周年について「過去を振り返るのはあんまり好きやないんですよ。未来ばっかり見てるんですよ、ぼくは。(直近の目標は)石を100メートル投げられるように肩を強くしようと思う」とボケて、司会の河本を困らせていた。

 会見では、寛平の芸歴50周年を振り返る予定だったが、借金トークで大盛り上がり。1978年に複数の連帯保証人になり借金生活がスタート。86年に一発逆転を狙って「アメマバッジ」を10万個製作するものの、トラブルに見舞われ6000万円の借金に背負うことになったという。

「思い出しますわ、嫁のオカンにね『アンタはうちの娘を幸せにしようと思ってアメマバッチに手を出したんか』って言われたんでんすよ」と悲しく振り返った。

 借金を完済したが、「借金が芸の肥しになるっていうけどウソ。苦しいだけでした」と話した。15年ぶりにアメマの衣装をまとったが「今回で終わりです。2度と着ません(笑い)」と悲しい思い出とともに〝封印〟を誓った。