立憲民主党の小沢一郎衆院議員(78)が30日、事務所公式ツイッターを更新。政府の新型コロナウイルスへの対応を批判している。

 小沢氏はツイートを3連投。まず「感染が再拡大しているというのに政府は専門家会議さえ開こうとせず、目下聖火リレーで五輪の雰囲気を盛り上げるのに必死。専門家会議の中からも政府の危機感の無さを懸念する声が聞こえる」と嘆いた。

 次に「国民の目を情緒的なものに逸らすことで、深刻な現実、物事の真相を隠蔽し、それによって国は面目を維持し、やりたい放題やる」とした上で、「先の大戦での政府の振る舞いに酷似。共通するのは、国民の命の重さに対する認識の欠如である」と指摘した。

 最後は飲食店が苦境にあるとし、「『永遠・無限の正念場』では、国民が自粛疲れするのは当たり前。中途半端な緊急事態宣言に検査忌避、ワクチン遅滞で国民の不安は募るばかり。検査、対策、説明。全てを変えないと、これがあと何年続くかわからない」と抜本的に対応を変えるべしと訴えた。