篤志家で美容外科「高須クリニック」院長の高須克弥氏(76)が30日、ツイッターを更新。“ジェンダー発言”で注目される歌手で俳優の“金八先生”こと武田鉄矢(71)を擁護した。

 高須氏は「武田鉄矢さんの発言に同意します。高須家も高須クリニックも圧倒的に女性優位です。僕は子供の時から女性に守ってもらってました」と自らの経験を踏まえ、武田の意見に賛同した。

 そして「日本では、たてまえで男性をたてますが、本当は女性が実権を持っています。『主人』は名のみ」と主張した。

 武田は28日放送の情報バラエティー「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演。「日本は男性が優位な社会と言われているが、そんな風に感じたことはない。やっぱり日本で一番強いのは、我が家も含めて奥さんたち」と発言したところ、“時代錯誤”と批判を浴びたという。

 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会・森喜朗前会長(83)の“女性蔑視発言”が世界中から非難され、橋本聖子現会長(56)が“ジェンダー平等”の推進に奔走している時期だけに、世論もより敏感になっているようだ。

 高須院長は以前からたびたび「女性は偉い」と発言しており、女性蔑視とは縁遠い考え方の持ち主だが、森会長が袋叩きに遭った際も、同会長を気遣い擁護していた。