フリーアナウンサーの福澤朗(57)がついに“リストラ”された――。

 28日に自身が18年間、メインキャスターを務めた「真相報道バンキシャ!」(日本テレビ系)を卒業。福澤は日テレ在籍時の2002年から「バンキシャ!」のメインMCを担当してきた。昨年末、当時「ZIP」の司会を務めていた(先週で終了)同局の桝太一アナ(39)への交代が発表された際は「ヤッター~!ついに“卒業”です!」とコメントを発表していたが、この日の放送最後にお別れのあいさつとなった。

 福澤は「番組が始まった当初は、初代ご意見番コメンテーターで、今は亡き河上和雄さん(元東京地検特捜部長)が『こんな番組は半年で終わる』とおっしゃって。河上先生! 18年半も続いていますよ~! ノーコメントですね」と笑わせた。

 続けて「2002年に番組スタートして、その年に生まれた息子が先日、無事高校を卒業しました。私も卒業させていただくということになりました。立ち上げメンバースタッフから今日に至るまで極めて優秀なスタッフに恵まれた。心から御礼申し上げたい」と感謝の弁を述べた。

 芸能関係者の話。

「フリーの福澤から局アナに変えたということは、コストカットが狙いなのは明白。コロナ禍のCM激減で、日テレをはじめテレビ各局は苦境にあえいでいます。福澤のギャラは1本100万円とも言われているだけに、当然リストラの対象になりうる」

 最後に福澤は「輝かしい未来に向かってジャストミート!」とお約束のフレーズで締めくくったが、コロナは感染再拡大の兆候があり、予断を許さない。高額ギャラをとるタレントやフリーアナの冬の時代はまだ続きそうだ。