今週いっぱいで幕を閉じるTBS系朝のワイドショー「グッとラック!」の24日放送分で、メインMCを努めていた落語家の立川志らくが、強烈な皮肉をカマしてスタジオを沸かせた。

 番組では先日、川崎市の小学校で問題となった「体操着の下に肌着を着用するのは禁止」のルールをきっかけに〝ブラック校則〟を取り上げた。「街で異性と1メートル以内の接近禁止」「女子のポニーテール禁止」「朝の登校時には初代校長の銅像に挨拶」などなど確かに、いまどき何じゃそれ?的な校則がまかり通っている学校がある。

 これにはコメンテーター一同、「どうかしている」といった趣旨の発言が連発した。ひと通りの意見が出たところで、ロンドンブーツ1号2号の田村淳が「1回討論したいですよね。教育としてこの校則がどうしても必要だっていう人の話を聞いてみたいですよ」と提案した。

 これに志らくは、困った表情を浮かべ「そんなこと言ったって、明日かあさってしかないよ」と言うと淳は一瞬あわてた顔で「エッ? 『グッとラック!』って、終わっちゃうんでしたっけ」と今さらながら驚いたフリをした。

 サブ司会の国山ハセンアナが「『ラヴィット!』あるから、この後に」と後続番組に託す提案をして、場を収めようとすると、志らくが「『ラヴィット!』のメンバーじゃ討論できない!(やれるもんなら)やってみろってんだ」と半笑い。これには、スタジオ中が大笑いするしかなかった。