人気ユーチューバーで〝RIZIN無敗の男〟シバター(35)が21日に行われた格闘技イベント「RIZIN.27」(愛知・日本ガイシホール)で戦慄のKO勝利を収めた元大相撲十両・貴ノ富士こと、スダリオ剛(23)について語った。

 スダリオ剛は宮本和志(42)を開始わずか8秒で撃破。カウンターの右ストレート、右フックの破壊力はすごいの一言だが、ダウン状態の宮本に対し、パウンドを連発したシーンはファンの間でも賛否両論が巻き起こっている。

 シバターは22日に動画をアップ。その中でパウンドに関しては「試合が止まっているのに追い打ちに行く、ああいった行動に出るのはしょうがない部分がある。表現は難しいけど…もちろんない方がいいんだけど、ああいったことはあることだし、だからしょうがない部分もあるし、あることによって興行が盛り上がっている部分がある。これが率直な感想」と話す。

「ほとんどの人(視聴者)が格闘技の試合に出たことがないから勘違いしている部分があると思うんだけど、格闘技はスポーツじゃない。相手を殺し合うスポーツなんてあるわけないじゃん。こっちが向こうを殺さなきゃ、殺されるという緊張感の中でやっている」と格闘技の本質を解説。

 スダリオ剛が「まだ相手を完全に仕留めたとは思ってなかった。だから追撃にいった」と話したことに触れ、シバターは「本当にそうなんだよ。いろいろ契約とかあるけど、完全にスイッチが入っているの。いま殺さなきゃと」。年末のRIZIN戦で、シバターがHIROYAからキックルールの1R目にダウンを取った際、パウンドの形になったことを例に挙げ「格闘技の性質上、ああいったことがあるのは仕方ない」とした。

 さらには「ない方がいいんだけど、ああいうことがあると興行が盛り上がる」とも。最後には「みなさんもコメント欄に感想を書いてください」と意見を求めた。