日本維新の会の鈴木宗男参院議員(73)と立憲民主党の小西洋之参院議員(49)のバトルが過熱している。小西氏が宗男氏を「狼藉者」呼ばわりしたが、宗男氏は倍返しで、小西氏に強烈な〝カウンターパンチ〟を見舞った。

 18日の参院予算委で宗男氏が小西氏の言動を問題視したのをきっかけに始まった2人の対立は止まらない。

 宗男氏が19日にブログで「言いたいことがあるなら堂々と言って来い」と呼びかけると、小西氏はツイッターで「鈴木氏は各委員会で狼藉を繰り返しており、(中略)相手にする価値もない」と反発していた。

 すると、この小西氏の投稿を盟友で作家の佐藤優氏から伝え聞いたという宗男氏は21日、自身のブログでこう記した。

「小西氏のツイッターを見ながら、やはり『うそでもいいから口頭で質問通告したと言え』と同僚議員にいった『うそつき男だ』とあらためて思った。『相手にする価値がない』と言っているが、そっくり香典倍返しで小西氏にお返ししたい」

 もはや、あきれるばかりの宗男氏は周囲から伝えられる小西氏の評判をこう記した。

「私の方には与野党含め、特に立憲民主党の議員からも『小西は相手にするほどの男でない』とたくさんの話がきている。国会の場で『うそでもいいから』と言うのは、とんでもない発言で常軌を逸している。私のもとには『もともと小西は変わり者で有名ではないか』『小西は頭に虫が入っているのではないか』といった指摘も寄せられた。激しい人は『いや、頭にばい菌が入っているのではないか』という人もいる。私は淡々と自然体で対応しますからと応えているが、この先、面白い展開にしたいと思っている」

「面白い展開」と予告した宗男氏はこの先、どんな仕掛けを用意しているのか。