AKB48の新成人メンバー17人が21日、東京・神田明神でグループ恒例の成人式を行った。新型コロナウイルスの影響で、約2か月遅れの開催。成人式後の囲み取材には、倉野尾成美(20)、横山結衣(20)、福岡聖菜(20)、坂口渚沙(20)、浅井七海(20)が参加した。
福岡は「AKB48に加入したのが12歳のころで、もう8年ぐらいになる。毎年先輩たちが晴れ姿を披露しているのを見て、憧れの場所だった。遅くはなってしまったけど、開催できて皆さんに見せられたことが何よりもうれしいです」と笑顔を見せた。
さらに、倉野尾が「このような状況の中で開催できるのか不安もあった。時期はずれたけど、開催できたことに感謝の気持ちがいっぱい」と話すと、坂口も「AKBに入る前から先輩たちの晴れ姿を見ていて憧れだったので、この日を迎えられてうれしい」と続けた。
20歳の抱負を聞かれると、浅井は「AKBに入ってから5年目。先輩や後輩たちに積極的に話しかけて距離を縮めたい。もっとメンバーと仲良くなりたい」と告白。福岡が「自分自身の気持ちを言葉に出すことが苦手ですけど、あまり考えすぎずに伝えたい。明るく楽しく過ごすことが目標です」と話せば、倉野尾は「加入した最初のころは『次世代メンバー』という扱いだったけど、後輩が増えてきた。自分たちは中堅の実感が湧いてるので、私たちが引っ張っていかないといけない」と気を引き締めた。
坂口は「頼りないと思われがちだけど、坂口渚沙なら何を任せられる大人になりたい」。横山は「大人になっても年齢にとらわれず、何事にも物おじせずチャレンジしてできるままでいたい。小さなことにも感謝できるような人になりたい」と力を込めた。
大人を実感したことについて、福岡は「いろんな手続きをするようになって。予約も自分で取って、自分の名前を書いたときに大人を感じてワクワクした」と明かすと、他の4人も「保護者の同意がいらなくなったよね」とうなずいた。