明石家さんま(65)が司会を務める毎日放送の生放送特番「サンキュー!明石家電視台30周年30人が3時間でさんま大解剖!」が20日、放送され、「雨上がり決死隊」宮迫博之(50)との“お蔵入りトーク”解禁された。

 きっかけは「中川家」(剛、礼二)が「明石家電視台のオープニングトークが意味わかりません」とクレームを入れたことから。剛が「明石家(電視台)だけですよ、ああいうオープニングトークがあるのは。『お前らギャラ上がったらしいな、よかったなあ…。それでは参りましょう~』って」と再現。放送内容と関係のない話をして、毎回カットされることに疑問を呈した。

 さんまは「大阪の明石家電視台の入りとして、使おうが使わまいがどっちでもいい」とこだわりを説いたが、ここでそのカットされたオープニングトークの数々が紹介される流れに。

 するとダイジェストVTRの最初に出てきたのが、宮迫だ。さんまが「あれ評判ええわもう、確かに。お前、第2章の3巻までもう読んだん?」と宮迫に聞き、「まだ1巻です」と返答されると「今、漫画の話してました。宮迫から勧められて。すみません」と観客に謝るくだりが放送された。

 雨上がり決死隊は同番組のレギュラーだったため、毎回“意味のない”オープニングに付き合わされたようだ。この日、スタジオ出演していた蛍原徹は「まさかジミー(大西)さんの代わりみたいな感じでしたから、『まさか』と」とレギュラー出演にちゅうちょしたことを告白。さんまは「悩んで引き受けてくれて、今の雨上がりがあるんです。あ、今はないか」とボケて、笑いを誘った。

「明石家電視台」では、15日深夜の通常放送でも、雨上がり決死隊出演1回目の様子を“無修整放送”。「この番組に出るのが夢でした!」と語る宮迫の映像を見て、さんまは「この2人もこの頃に戻ってほしい」とつぶやいていた。

 いまだに冠番組の「アメトーーク」(テレビ朝日系)でも、宮迫の映像は修整されているが、「明石家電視台」はとっくに“解禁”となったようだ。