千葉県知事選(21日投開票)に立候補している「千葉県全体を夢と魔法の国にする党」の河合悠祐氏(40)が顔面白塗りのピエロに扮した異色の候補と騒がれている中、今度は〝女性ピエロ候補〟が出現した。

 県知事選で千葉県のディズニーランド化を訴える河合氏の異様なメークは国内だけでなく、米ニューヨーク・ポスト紙や欧州メディアがこぞって紹介する異例の事態となっている。

 その河合氏とうり二つのピエロ風メーク姿を披露したのは、21日に告示される三重・伊賀市議選(28日投開票)に立候補を予定している「NHK受信料を支払わない方法を教える党」(NHK党)の門田節代(せつよ)氏(53)だ。

 ツイッターに投稿したのは顔面白塗りで、両目の上下に青の線を引いたメークで、「NHKをぶっ壊す!」と意気込んでいる。

 ハッシュタグには「#河合ゆうすけ氏応援便乗」「#ポストゆづか姫」と悪びれることなく、書き込んでいる。門田氏は2019年の参院選でN国党(当時)から三重県選挙区に立候補し、政見放送では漫才風の小話を披露し、話題となった人物だ。

 門田氏に聞いた。

「本当は選挙ポスターで、志村けんのバカ殿をしたかったが、断念していたんです。そしたら河合さんが白塗りをやったから、選挙前だし、せっかくだからやろうかなと。(プロ用のではなく)100均で買ったアクリル絵の具で塗ったら、思った以上にヒリヒリして痛い。臭いし、お子様はマネしないでください」

 選挙本番では白塗りメークはしないで、まじめに政策を訴えるという。