元厚労相で元東京都知事の国際政治学者・舛添要一氏(72)が17日、ツイッターを更新。このところ、コロナ患者が再び増えている状況を心配した。

 舛添氏は「本日の東京都のコロナ感染者409人、また増えている。しかし、緊急事態宣言は21日までで解除。今後さらに増えていき、ヨーロッパのように変異株の第4波が来る可能性が高くなる」と指摘。東京五輪前に再び感染爆発が起こることを警戒した。

 また「緊急事態宣言が有ろうが無かろうが、今のような無為無策なら何も変わらない」とつぶやくと「なぜ、検査、とくに変異株の検査を迅速、かつ徹底して行わないのか。緊急事態宣言も無意味だし、1年前からPCR検査をサボり続けてきた対策の失敗のつけが噴出してきている。日本変異株がもう見つかってもよいはずだ」と嘆いた。

 欧州では英国型など感染力の強い変異株が猛威を振るっており、フランスではPCR検査をすり抜ける新種の変異株も発見された。ワクチン接種が思うように進まない中、感染状況が収まらないため、再びロックダウンを検討する国が出始めている。