闇営業を仲介したとして、2019年6月に吉本興業を“解雇”となったお笑いコンビ「カラテカ」の入江慎也(43)が14日、「ABEMA的ニュースショー」(ABEMA TV)で、約2年ぶりのメディア出演を果たした。

 入江は現在、社員7人を抱える清掃会社を経営。今月には大阪に2号店を出すなど順調に見えるが、コロナ禍の影響もあり、収益の増減が激しいようだ。

 リモート出演の入江はスタジオの千原ジュニアから「今回なぜ出演を受けてくれたのでしょう?」と聞かれると「ジュニアさんがMCということで、これは安心だなということで出させていただきました」と返答。

 また、現在の職業に就いて気づいたことについて「お金を稼ぐ大変さに一番気づいた。芸人のときは恵まれていたとあらためて気づきましたね」と語った。

 ジュニアが番組のテーマだった「極楽とんぼ」加藤浩次の退社を念頭に「そちらの世界から見る最近の吉本興業どう映ってますか」と問うと「いや正直、僕が起こしてしまった騒動がきっかけで、すごい変わってしまったことが、ほんとに申し訳ない気持ちでいっぱいですね」とわびた。
 
 終始硬い表情の入江だったが、ジュニアが「あれほんま2年前なんやな。電話もらって『入江』って出るから完全に結婚やと思って『おめでとう。いつや?』って言ったら。『昨日です…』『何で泣いてんねん』『吉本退社で』『なんやそれ!』ってな」と当時を振り返ると、入江は「そうなんです。ジュニアさんにご報告させてもらった2日前に山ちゃん(山里亮太)が結婚だったんで、『結婚おめでとう』って言われて。めちゃくちゃ言いづらくなったんですよ」と返し、少し顔つきを緩めた。

 また、もうお笑いに戻らないのか?という質問には「今のところは全く考えてない」と返答した。