お笑いグループ「ザ・プラン9」のリーダー・お~い!久馬(48)が「よしもとアカデミー」開校を記念して開催された1Dayオープンスクールで講師を務めた。

 エンターテインメント技能を身に付けて成功を目指す若者を育成する「よしもとアカデミー」として「NSC」(吉本総合芸能学院)に加え、新たに「パフォーミング」「クリエイティブ」「デジタルエンタテイメント」の3つのジャンルの養成スクールを4月に開校。また、エンタメを学びつつ高校卒業資格を得ることができる「吉本興業高等学院」も同時に開校する。

 放送作家でもある久馬は「風が吹いたら桶屋がもうかる」の現代版を考えるなど受講者参加型の授業を行い、柔軟な発想力とチームワークの重要性を説いた。授業を終えた久馬は「授業というより遊んでただけ。楽しく出できたと思います」と笑顔を見せた。

 受講生の印象を問われると「普通に、みんないい子やなって感じ。ここ数年、素直ないい子が多いと思います」と話した。

 NSCの講師も務める久馬は「僕らの時代は(同期の)メッセンジャー黒田(有)がワンカップ片手に授業受けてた。どっちが強いかでメッセンジャーがケンカしてた。ぼくが先生やってたら恐ろしいなと思いますね(笑い)」と振り返った。

 第七世代と呼ばれる若手の台頭については「(NSC)入りたてで、すぐにネタができるのですごい。ユーチューブでネタを見て勉強できるので、そこの差は大きい。すごいうまい子が増えてるなぁとは思います」。昨年はコロナ禍でオンライン授業だったため「コンビを組むのも、会わずにオンライン上でコンビ結成とかしてたので、すごい時代やなと思いました」と話した。

 最近の笑いの傾向については「素直さとか臨機応変さとか大事かなと思います。1人では作れないというのをわかってもらいたい。いろんな人が働いて1つの笑いができてる。チームワークが大切」と分析していた。