俳優の藤原竜也(38)、竹内涼真(27)が6日、都内で映画「太陽は動かない」の舞台あいさつに出席した。

 同作で、藤原は秘密組織に所属し、心臓に爆弾が埋め込まれ24時間ごとに死の危険が迫る主人公のエージェント役、竹内はその相棒役を演じた。

 撮影は、国内に加え、ブルガリアで約1か月行った。鎖につながれた竹内を、船から救出する激しいアクションシーンにも挑戦した。

 そのシーンについて、藤原は「セットに船を組んで、斜めに傾けて撮影した。足がつかないくらい水を入れて、水温もめちゃくちゃ冷たくした」と明かした。

 続けて「監督は『やはり緊迫感を出したい』とおっしゃっていて。僕はこんなに冷たくする必要ないんじゃないかな…(笑い)。ずっと何十時間も撮影して」とグチをこぼした。

 竹内は「アレより大変な撮影はないんじゃないか」「竜也さんの方が大変な撮影が多くて、僕はブルガリアでも意外と休みがあった。次はいっぱい盛りだくさんでも構わない」と意欲的に語った。

 すると、壇上にいた佐藤浩市(60)は「きついの嫌なの?」とニヤリ。これに藤原は「きついのは嫌です!きついっすマジで…」とはっきり答えた。

 同作のようなバディものは人気で、今後続編化する可能性もある。

 終盤、竹内は「こういう映画が、僕は日本にはもっと必要だと思う。続編があれば、現場に必ず竜也さんを連れていく(笑い)」と発言すると、会場の観客が沸いた。