メーガン妃による側近らへのいじめ行為があったとされる問題で英王室が調査すると発表したことを受け、少なくとも10人の元王室職員が証言することを名乗り出たと英紙ミラーが4日(日本時間5日)伝えた。

 調査はエリザベス女王名で王室が着手し、メーガン妃が〝在職中〟に側近らに対し、「精神的虐待やマインドコントロール」を繰り返し、少なくとも職員2人を辞職に追いやったとする証言などについて検証する。

 ミラー紙によると、これまで沈黙を続けてきた王子夫妻の元側近らが、王室から個人情報保護を約束されたことで積極的に調査に協力することを申し出たという。同紙はその数が少なくとも10人に上るとしている。

 一方、調査が発表された3日、米国では米CBSによるヘンリー王子&メーガン妃の独占インタビュー特番の7日放送に先駆け、予告編を公開された。その中で同妃は、王室が王子夫妻についての虚偽を〝既成事実化〟しようとしていると批判した。

 30秒の予告編で米司会者オプラ・ウィンフリーがメーガン妃に「あなたがこのところ真実を語っていることを王室はどう感じていると思いますか」と質問。同妃は「こんなことになって彼らは私たちがいつまでも黙っているとでも思っているのでしょうか」と返し、バッキンガム宮殿側の不当な扱いが夫妻の王室離脱につながったと示唆した。

 王室のメーガン妃によるのいじめ調査と今週末の王子夫妻のインタビュー特番放送で互いに宣戦布告。〝被害者バトル〟が始まった。