お笑い芸人「EXIT」の兼近大樹(29)とりんたろー。(34)が4日、司会を務めるニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA TV)に出演。福岡県篠栗町で5歳だった男児が餓死した事件についてコメントした。

 本件では、保護責任者遺棄致死容疑で母親の碇利恵容疑者が、ともに逮捕された知人の赤堀恵美子容疑者の“マインドコントロール”下にあったとの疑惑が浮上している。

 これに、りんたろー。は「僕も心が非常に弱くて、実は過去にここまでじゃないですけど非常に似たような経験をしたことがあって」と衝撃告白。「心が支配される苦しみとか抗えないもの、気持ちっていうのがすごいよく分かるんですよ。今はお笑いとかもやってるんで、多くを語ることはできないんですけど。もしできればそういう人たちをそういう環境から救い出すようなお手伝いができればいいなと考えているんですけど。ただ被害に遭った男の子の気持ちとか考えると、かわいそうでならないです」と言及した。

 進行役の平石直之アナウンサーからどうやってそれから逃れたかを聞かれたりんたろー。は「それは、まあ結構ハプニング的に逃れられたんですよね。外からの力がかからないと自分ではなかなか抜け出せないんで。『自分が悪い、悪い』ってどんどん追い込んでいくんですよ。だからなかなか難しいことなんですけど」とコメント。

 兼近は事件について「自分がマインドコントロールをされているという状態に気づけていないぐらい信じ切っている状態だと思う」と分析したが、りんたろー。は「あと、もう一つのパターンとして、気づいてるんですよ、自分では。でも、お金を作ることでこの主従関係が変わるんじゃないかとか期待して、必死にお金集めて渡しちゃったりとかもあるんですよ。このケースかどうか分からないですけど、その気持ちもわかりますね」と指摘した。