元プロ野球選手の元プロ野球選手の清原和博氏(53)が4日、自身のツイッターを更新。約2か月半ぶりにバッティングマシンを使い、トレーニング再開後としては〝最多〟となる333球の打撃練習を行ったことを報告した。

 この日、ツイッター上には折れたバットの写真を投稿。画像を見ると、バッティンググローブをはめた左手で持ったバットはグリップ付近に割れ目ができて、パックリと裂けてしまっている様子も確認できる。そして写真に映るバットのグリップエンドとバッティンググローブの手首付近には、清原氏のかつての背番号「5」の数字がさりげなく記されており、まるで現役時代さながらの気迫がひしひしと伝わってくるかのようなワンショットだ。

 この写真とともに清原氏は「今日は晴天!! 後楽園のバッティングセンターで醜態をさらして以来、マシンのボールを333球打ち込んだ 久々のバットから伝わるボールの感触、嬉しかった!! バット折れたー 負けへんで」と絵文字も交えながら書き込んでいる。

 清原氏は昨年12月中旬から下旬にかけ、自身のYouTubeチャンネル「清ちゃんスポーツ」の企画で東京・後楽園のバッティングセンターにおいて2度にわたり、それぞれ130キロの軟式球と120キロの硬式球にチャレンジしたものの打球はいずれも前に飛ばず「ギブアップ」。自身の打撃力低下に加え、さらに年明けの1月中旬には138キロにまで増加した体重にも大きなショックを受け、本格的なダイエットとバッティング練習に取り組むことを決意した。現在も都内のトレーニングジムでパーソナルトレーナーの指導のもと、禁酒と厳しい食事制限を自らに課しながら連日に渡って猛烈なトレーニングに励んでいる。この日は、その「醜態をさらして以来」となるバッティングセンターでの練習となり、日々の努力が〝300球超え〟の成果として現れたようだ。
 
 先月17日には自身のユーチューブチャンネル「清ちゃんスポーツ」には新たな動画を投稿し、自ら体重計に乗りながら「128・8キロ」となったことも発表。ここまで「1回しか休んでいません」という猛烈なトレーニングの成果が実って1か月で実に9キロ以上もの減量に成功し、目標とする〝ホームラン復活〟にも確かな手応えをつかみつつある。

 フォロワーからも「333球よく打ち込みましたね」「凄いですね。清原さんの日頃のトレーニングのたまものですね!!」「バットは折っても心は折れない 負けるな」などと応援リツイートが続々と寄せられている。

 清原氏は着実に〝闘魂復活〟へ向け、日々まい進し続けている。