雨上がり決死隊・蛍原徹(53)が2日深夜に放送された「あちこちオードリー~春日の店あいてますよ?~」(テレビ東京系)に出演。相方・宮迫博之(50)とテレビ番組で共演できない現状に対する思いを明かした。

 きっかけはさらば青春の光・森田哲矢(39)の「もう俺は安泰。死ぬまでお金は大丈夫って思った瞬間って」という質問だった。

 MCのオードリー・若林正恭(42)は「何が起こるかわからない。それって自分でコントロールできない。その話をクリーピーナッツとしてて、どうなるかわからないから、みんな数珠しだすんじゃないかなって」と話した上で、「雨上がりさんが(安泰じゃないと)思ってたらおかしいと思いますよ」と蛍原に話を振った。

 蛍原は大きめの身振り手振りを交えて「本当に、何の謙遜もなく(安泰じゃないと)思ってる。ずっと。一生なんてないってほんまに」と答えた。

 蛍原は「オードリーは安定。芸人も作ってる側の人も絶対に大丈夫だと思っていると思う」と太鼓判を押した上で、「一番危険なのは、誰かがやってくれるだろうと思って、誰もやらないのが怖い。大丈夫じゃないと言う人を」と安定しているからこそ気を付けるべき点をアドバイスした。

 そして「何が起きるかわからんからね」と切りだした。

 この言葉に出演者一同が「めちゃくちゃ説得力ある」と盛り上がる中、蛍原は相方の宮迫と共演できない心境を語りだした。

「自分で言うのもなんやけど、本当に宮迫のおかげで今があるわけ。これは間違いなく。その間違いない人がおらんようになるわけ。逆にどうしたらええねん!?」と若林らに問いかけた。

 コンビでやっていた番組は、蛍原ひとりで継続している。しかし力不足を感じているのか「『アメトーーク』で〝じゃない方芸人〟みたいなのやり始めた。自分もそうで、若林も最初は春日の〝じゃない方〟、(博多)大吉先生とかフットの後藤(輝基)とかもみんなじゃない方やったけども、しっかり実力があるから、結局はガッ!といくわけよ。俺はずっと〝じゃない方〟なんよ」と弱気なことを話しだした。

 真剣に聞いていたオードリーらに対し、蛍原は「もうちょっと笑ってよ!」と最後に加えて笑いに変えようとしたが、若林は「事実をしゃべってた。おかしいところがなかった」と冷静なツッコミを入れた。見事に切り返され、蛍原は「そうそう」と笑うばかりだった。