日本一のミスキャンパスを決める「MISS OF MISS CAMPUS QUEEN CONTEST 2021 supported by リゼクリニック」が2日、都内で開催され元AKB48メンバーの山本瑠香さん(関西学院大学2年=20)が準グランプリを受賞した。昨年6月に女子アナを目指しAKB48を卒業。アイドルから女子アナへの一歩を踏み出した山本さんを直撃した。

「MISS OF――」はNHKの杉浦友紀アナなど多くの人気アナを輩出しており、女子アナへの登竜門ともいえる大会。山本さんは「目標はグランプリだったので、うれしいより悔しいのほうが強いです」と悔しさをにじませた。

 AKB在籍時から和歌山放送でラジオ番組を担当。局のアナウンサーと接するうちに「話すのが好きで、言葉を通して人を笑顔にしたい」とアナウンサーを目指してAKBを卒業した。

 そんな山本さんをAKB時代の仲間やファンが応援してくれた。「今回もチーム8で仲の良かった服部有菜ちゃんがリツイート企画で協力してくれました。ファンの人も拡散してくれてすごくありがたかったです」

 アイドルから一大学生になり恋愛解禁となったが「恋愛しようと思ったらコロナがきちゃった(笑い)」。コロナ禍で学校に通えない日々が続き、それどころではない。

 そもそも恋愛より食べることに興味があるようだ。「食べることが好きで、料理を作ったりすることも好き。食べ物に対する愛は強いです。将来は情報番組でグルメレポをやりたい」と夢を語った。

 グランプリには東京大学1年の神谷明采さん(20)、もう一人の準グランプリには学習院大学3年の小川奏さん(21)が輝いた。