3月4日に初日を迎える「御園座三月特別公演」の第1部のお芝居「水戸黄門~春に咲く花」(21日まで)の通し稽古が名古屋・御園座で行われ、座長の里見浩太朗(84)らが取材に応じた。

 テレビドラマ「水戸黄門」でも水戸光圀を演じた里見。過去に映画で「格さん」、テレビでは「助さん」「黄門様」の主要3役全てを演じており、Mr.水戸黄門とも言える。

 里見は「とても久しぶりの御園座さんでの公演ですが、私が初めての座長公演をやらせていただいた思い出の劇場です。そこで私の十八番とも言えるお芝居で再会できることに大きな幸せを感じております」と語った。

 純烈の酒井一圭が助さんを、白川裕二郎が格さんを演じ、野村将希、小川菜摘、SKE48の古畑奈和などが脇を固める豪華なラインナップとなっている。
 
 酒井は「健康センターで無我夢中にやってきた純烈がファンの皆さんに支えられ、遂に御園座に初登場! しかも、里見浩太朗さんの水戸黄門にお供させていただける日がやって来るとは! まだ幕も開いてませんが、親孝行になります」と感激した。

 また、第2部の歌謡ステージでは「里見浩太朗 VS 純烈 大いに唄う!」と題し、里見と3年連続NHK紅白歌合戦出場を果たした純烈が務める。