コロナ禍にめげることなく、自腹でFMラジオで投資バラエティー番組を始めた女優がいる。「ミス東スポ2019」で活動したあいだあい(30)だ。

 昨年10月クールの木村文乃主演ドラマ「7人の秘書」(テレビ朝日系)では、木村演じる銀行秘書の同僚役としてレギュラー出演。今度は名古屋大学大学院卒でファイナンシャルプランナー、プロトレーダーの頭脳と資格をラジオで生かすことにした。

 22日にスタートした番組は「(株)あいだあいの投資事業部」(ShibuyaCross―FM)。メインパーソナリティーを務めるあいだがゲストとともに投資やお金にまつわる疑問を解決する。月1回の50分生放送だが、驚くことにスポンサーなし、すべて経費は自腹だという。


「欧米ではみんな気軽に株を買ったりするのに、日本は100円から株を買えるのに投資と聞くとうさんくさいというイメージ。それを少しでも変えたいと思って思い切って始めました。制作費も台本、進行、演出、ゲストへのギャラも自前です。すべて初めてのことで、見切り発車ですが、充実しています」(あいだ)

 番組では投資の資金作りになる節約術にも力を入れる。「毎日飲むペットボトルの飲み物をマイボトルに変えるだけで月5000円は節約できます。キャッシュレスカードのポイントをうまくためて株を買ったり、お金全般をテーマにします」


 初回のゲストには「ミス東スポ2019」の同期、竹村佳奈、小林マイカ、井上茉倫が駆け付けた。あいだはそれぞれの性格に合った投資信託や仮想通貨などの投資方法をアドバイスしていた。