俳優・哀川翔(59)、女優・剛力彩芽(28)らが23日、都内で映画「新 デコトラのシュウ 鷲」(公開中)の舞台あいさつに登壇した。

 義理人情に厚いトラック運転手・飛田鷲一郎を演じる哀川翔主演の「デコトラの鷲」シリーズの最新作。今回は、12年ぶり6作目となる。

 哀川は「12年ぶりに完成した。皆さまが少しでもあたたかい気持ちになれるような作品になれば」と語った。

 ロケは昨年7月、埼玉・飯能市で行われた。「4月にクランクインのはずだったが、コロナで延びて。撮影は順調に進みまして、明るい雰囲気でできたことをうれしく思う」と明かした。

 剛力は、コロナ禍で、医療従事者への慈善公演をトラックの荷台で行う演歌歌手・高宮すずめを演じた。

 作品が公開されたことに、剛力は「このような状況で公開できたことを本当にうれしく思う。皆さんが少しでも笑顔でほっこりできれば。愛され続けている作品に参加できてうれしい」と語った。

 同作は、笑いの絶えないコメディー映画。現場を振り返り、剛力は「とにかく皆さんマジメにやられるので、それが逆に面白い(笑い)。現場での、笑いもありながら一生懸命やるということが勉強になった」と笑みを浮かべた。