イケメン俳優・吉沢亮(27)主演のNHK大河ドラマ「青天を衝け」の第2話が21日放送され、世帯平均視聴率16・9%を記録した。初回20%から3・1%ダウンも、テレビ朝日系「ポツンと一軒家」、日本テレビ系「世界の果てまでイッテQ!」を抑え、横並びトップを維持した(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

 同作は日本の資本主義黎明期に銀行、商社など約500社の設立に関わり「日本資本主義の父」と呼ばれた実業家・渋沢栄一が題材。渋沢は2024年に「新1万円札」の顔となる。

 下馬評は決して高くはなかった。「数字が取れない」と言われる近現代が舞台な上に、来年以降の大河ドラマが強力布陣。22年はヒットメイカー・三谷幸喜が担当する「鎌倉殿の13人」で、主演の小栗旬をはじめ菅田将暉、大泉洋、宮沢りえなど豪華な顔ぶれが並ぶ。

「昨年11月には番組公式ツイッターで1日4人ずつキャストを発表する手法で話題をかっさらいました」(テレビ関係者)

 さらに2023年は活動休止中の嵐・松本潤が主演する「どうする家康」で決まった。松本は大河初出演。脚本は「コンフィデンスマンJP」「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズの古沢良太氏が務める。

「三谷幸喜→マツジュンのリレーは強力。それと比べると、吉沢さんの格落ち感は否めなかった」(同)

 ところが、フタを開けてみるや絶好のスタート。第2話では渋沢(吉沢)が歩きながらの読書に夢中で溝に転落。着物がびしょ濡れになってしまい、ふんどし姿で服を洗うシーンがあった。早速のサービスショットにファンは歓喜。ネット上では「ありがとう」「いいカラダです」など大反響だった。芸能プロ関係者の話。

「吉沢さん抜擢の理由は『こういうことだったのか!』と思わずヒザを打ちましたよ(笑い)。渋沢栄一は偉人ですが、女性関係が派手だったことでも知られます。今後、物語が進むにつれ〝ふんどしタイム〟は増量していくでしょう」

 吉沢の逆襲は始まったばかりだ。