元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(51)が22日、ツイッターを更新。「竹島の日」について発言する政治家に苦言を呈した。

 島根県は竹島が同県に編入されてから100周年を記念し、2005年に条例で2月22日を「竹島の日」に制定。翌06年から毎年式典を開催している。

 この日も同県松江市で式典を開催。政府代表として和田義明内閣府政務官が出席し「韓国による竹島の不法占拠は容認できない」とあいさつした。また、加藤勝信官房長官は同日、首相官邸での記者会見で「竹島は歴史的な事実に照らしても、国際法上も明らかに日本固有の領土だ」と語った。

 橋下氏は「竹島の日にあたって、日本の政治家たちは皆『竹島は日本の固有の領土だ!』と叫ぶ。しかし、実効支配をどう取り戻すかについては誰も語らない。毎年威勢よく叫ぶだけ」と指摘。

 そのうえで「このような日本の政治家たちが、尖閣を守れるのだろうか?」と舌鋒鋭く非難した。