フリーアナウンサーの田中みな実(34)が司会進行を務める「ジョブチューン アノ職業のヒミツぶっちゃけます!」(土曜・午後8時)と「有吉ジャポン2 ジロジロ有吉」(金曜・深夜0時20分)を3月末に卒業することが21日、明らかになった。

「ジョブチューン」は同局の山本里菜アナウンサー(26)、「ジロジロ有吉」は同・近藤夏子アナウンサー(24)にそれぞれバトンタッチされるという。

 田中は「有吉ジャポン」を2012年、「ジョブチューン」は13年の放送開始時から担当。昨年8月に芸能事務所「テイクオフ」から、戸田恵梨香や有村架純らが所属する“女優専門”の事務所「フラーム」へ移籍した後も両番組に出演してきた。
 
 番組の卒業について、「田中さんが希望する女優業に力を入れるためと聞いている」とはTBS関係者。すでに昨年の段階から、TBSと事務所の間で話し合いを続けてきたという。

「フラーム所属も、前事務所との契約終了を早めての異例の移籍だった。田中は芸能界に力を持つ重鎮X氏に相談。女優転身への熱意にX氏は根負けした形で動いた。一歩間違えば、トラブルになりかねなかったが、円満に進んだのは田中の手腕でもある。女優へのこだわりは強く、今回のバラエティー降板は既定路線だった」(芸能プロ関係者)

 NHKの朝ドラや大河ドラマ出演を大目標に掲げ、周囲にも「どんなことがあっても、絶対に出る!」と悲壮な覚悟を明かしているという。

 2021年は“女優・田中みな実”への完全脱皮の年になりそうだ。