お笑いコンビ「ぺこぱ」の松陰寺太勇(37)が14日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)に出演。お笑い芸人による政治的発言の是非について言及した。

 この放送で松陰寺は、くも膜下出血、脳梗塞などで休養中の「爆笑問題」田中裕二(56)の代役MCを務めた。

 松陰寺は別番組で世界情勢や国内政治、経済問題などを扱う報道番組のMCになりたいと希望を明かし「『芸人はお笑いだけやってろ』って言われるけど違うと思ってて。意見は持ってていいんじゃないか」と自身の熱い思いを語っていた。

 番組内では、政治について意見を述べることが多い「爆笑問題」太田光(55)へ「『芸人が政治の話なんて』っていう声聞きましたか」と質問。太田は「さんざん言われてきたから気持ちは分かる。やり始めたときは葛藤があった。でも結局は言わずにいれなかった」と明かした。

 松陰寺は「やっぱり昔と比べて、そういうこと(政治的発言)を言う人が増えましたけど、今は反対意見があると思う」と前置きした上で「こうあるべきだ、ではなく議論を戦わせてみんなで同じ方向を向けたらなって。議論を戦わせることすらいけないってのは寂しいと思います」と吐露。この発言にスタジオでは「かっこいい」と声が上がり、太田も「ポスト池上を狙って」とツッコミ。松陰寺は「うれしすぎます」と照れ笑いを浮かべた。