好スタートを切ったKAT―TUN・亀梨和也(34)主演のドラマ「レッドアイズ 監視捜査班」(日本テレビ系)だったが、先週末6日の第3話の世帯平均視聴率は9・9%と一桁に落ち込んでしまった。しかしそれに反比例するかのように、多くの熱狂的なマニアを生み出している。

 亀梨は特別捜査官役で、監視カメラ映像など日本中から集まるビッグデータを駆使して凶悪犯を追い詰めるサイバークライムサスペンスだ。

 初回の平均視聴率12・4%を記録した大きな要因は、亀梨演じる主人公の婚約者の命を奪った凶悪犯「青いコートの男」はいったい誰なのか?と盛り上がったからだ。第2話、第3話と視聴率は徐々に下がってはきているが、その一方で〝レッドアイズマニア〟たちはヒートアップしている。

 キッカケは第2話に登場した忍成修吾だ。「ネットでは犯人候補の本命とされたが、第3話であえなく逮捕されてしまい、その線が消えた。ただこれにより〝犯人捜し〟は加速したのです。それこそ細かく映像を分析し考察する動画をアップしたり、熱量はどんどん上がっている」(芸能プロ関係者)

 忍成の目がなくなった今、「青いコートの男」の有力候補に躍り出たのは亀梨の上司を演じる松下奈緒の夫役・笠原秀幸と、ハッカーで主人公と共闘しているSixTONESの松村北斗だという。

「笠原は第3話で殺されたことになっていますが、実は生きているのではと言われている。一方で松村犯人説も盛り上がっていて、それこそ身長はあっているが、手の形が違うとか、ファン目線で細かいところもチェックされています」(前同)

 これだけ熱量があるのだから、第4話からの視聴率V字回復もありそうだ。(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)