アルピニストの野口健氏(47)が9日、ツイッターで自民党・二階俊博幹事長に言及した。

 東京五輪・パラリンピック組織委員会・森喜朗会長の女性蔑視とも受け取れる発言の影響で、五輪のボランティアを辞退する人が続出している現状について、二階氏は会見でこう言及した。

「どうしてもおやめになるということなら新たなボランティアを募集する、追加せざるを得ない」

「静かになったらその人たちの考えも変わる」
 
 これがボランティアの人たちに失礼ではないか、との批判の声が上がっていた。

 森氏同様に、二階氏も発言すればするほど炎上するという状況に野口氏は「今に始まった事ではないですが言葉にまるでセンスがない」とバッサリ。

 続けて「責任ある方々はこの際、もう何も語らない方がいいのではないか。発言されればされるだけ本来、集中しなければならない事から離れていく」と、本来コロナ対策に集中すべきこの時期に、失言の弁明に時間を割いている状況を嘆いた。