9日放送のフジテレビ系情報番組「バイキングMORE」は、東京五輪・パラリンピック組織委員会・森喜朗会長(83)の失言問題を特集。森会長の女性蔑視発言を国会で追及された菅義偉首相(72)が「(続投は)私自身が判断することではない。人事は組織委員会で決めることになっている」と〝弱腰〟な発言をしたことについて議論した。

 司会の坂上忍(53)から「森さんに誰も何も言えないの?」と問われた政治ジャーナリストの泉宏氏は「政界というのは当選回数、いつ当選したかということになると森さんは昭和44年の当選。菅さんとは27、8年先輩なわけです。会社でいうと27、8年先輩ということです。そういう関係がずっと続いているということは確かです」と説明。首相になっても大先輩に何も言えない立場なのだという。

 これについてお笑いコンビ「ブラックマヨネーズ」の小杉竜一は「(吉本では)逆に離れすぎると緊張せえへん若手も現れてきてる。ナイナイさんは緊張するけどダウンタウンは緊張せん若手もいるらしい。だから失言があるたびに若手議員とかに軽くツッこませるとか、そんなシステムにすれば」と提言した。