元衆議院議員でタレントの杉村太蔵氏(41)が4日、読売テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」で、東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長の謝罪会見について言及した。

 森会長は3日のJOC臨時評議員会で「女性がたくさん入っている理事会は会議が長くなる」と発言。4日に謝罪会見を開き「不適切な発言だった。反省している。発言を撤回したい」と述べた。しかし、責任問題を問われると「発言を撤回し、お詫びすると申し上げた」と繰り返し「辞任するつもりはありません」と続投の意向を示した。

 全体的に要領を得ない内容で、この会見について杉村氏は「久々にすごいのを見た。恐ろしいのはこれが世界に流されていること。この人の下で開かれるオリンピックなんかやっていられない、とスポンサーが離れるのではないか」と危惧し「本当にこの人が会長でいいのか真剣に考えるべきだと思う」と指摘した。