歌舞伎町の闇キャバに機動隊20人がオノで突入 オーナーはTV出演もある有名人だった

2021年02月03日 11時30分

キャバクラ摘発なのに機動隊員が動員

 緊急事態宣言下の東京・新宿歌舞伎町で1日未明、ヘルメットに重装備の機動隊約20人を含む捜査員が動員された物々しい摘発があった。

 現場は新宿区役所の向かいにある雑居ビルの地下2階のキャバクラ。飲食店への時間短縮要請が午後8時までとなっているが、同店は午前1時30分でも営業を続けたのが確認された。行政指導の名目で捜査員が店を訪れたが、店側は入り口のドアを施錠。捜査員は強制捜査に切り替え、ドアをオノで破壊して突入した。

「暴力団や過激派の事務所の強制捜査のようになったのはこれまでの伏線がある」と捜査関係者。

 同店は一昨年12月のオープン以降、風俗営業法では午前1時までしか認められていないのに午前5時まで“闇営業”。このコロナ禍でも変わらなかったため、昨年は2度も行政処分を受けていた。今年1月中旬になっても同様の違法営業を続けていたことから“手入れ”になったという。

 風営法違反(立ち入り拒否)容疑で、逮捕されたのは店長の渡部圭介容疑者(36)ら従業員の男計6人。店内には、当時キャバ嬢15人、男性客13人がいたという。

「開店以降、1年余りで売り上げは約3億円、うち違法営業分が半分とみられている」(同関係者)

 騒然となった摘発劇に加え、話題になっているのは同店のオーナーが歌舞伎町の業界の有名人だったからだ。

「現役のキャバ嬢ながら歌舞伎町にキャバクラ2店、美容室1店を持つ29歳のオーナー。テレビ出演もあるし、SNSでは過去の美容整形前後の写真を公開したり、ユーチューバーとして活動したり、勝ち組キャバ嬢として有名。他の違法営業店への見せしめの意味もあるのでは」(キャバクラ関係者)

 そのオーナーは摘発時に現場にはおらず、逮捕はされていないが、コロナ禍以前の違法営業だけに、どんな釈明をするのか注目されている。