「キングコング」西野亮廣(40)が、所属する吉本興業を突然退社したことが騒ぎとなっている。この件で西野は、先輩の「ロザン」菅広文(44)に説教されたことを明かした。

 西野はツイッターに、吉本のマネジャーの不手際を責め立てるような内容を書き込んでいたが、菅は「そもそも会社員の方に、夜に仕事のLINEしちゃダメだよ」と説教したとされる。

 西野は1日に生出演した「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)で、「会社員の方に夜LINEするな。それは労働時間外だから。それはダメ」と菅に言われたと明かした。

 菅とはどんな芸人なのか? 「ロザンと言えば、クイズ番組で活躍している京都大学出身の宇治原史規(44)を思い浮かべる人が多いでしょうが、ネタを作っているのは菅。こちらも、後に中退したけど大阪府立大に合格したインテリ芸人で、緻密な戦略家として知られる」(関西の民放関係者)

 そもそも高校の同級生だった宇治原に「一緒に芸人になろう」と誘ったのは菅。さらに京大進学を勧めたのも菅だったという。

「宇治原に京大進学を勧めた理由は『芸人になった時にウリになるから』。それであっさりと現役合格した宇治原もすごいけど、京大に行ったのに芸人になったので、宇治原の両親に菅はだいぶ恨まれたらしい(笑い)」(同)

 プロになってからは、宇治原を〝京大を出てるのにポンコツ〟というキャラクターに仕立てた。こうしたネタで関西では人気コンビとなったが、その後、宇治原がクイズ番組での活躍で全国的にブレーク。関西以外では「ロザンの中心は宇治原」というイメージが強くなった。

「関西では『ロザンのブレーンは菅』というイメージだが、関西以外では『宇治原中心のコンビ』とみられるようになった。そこでロザンは、関西とそれ以外の地域で2人の役割を変えている。それももちろん菅の考え。西野も戦略家だから、同じタイプの菅を尊敬しているのでしょう」(同)

 今回、西野を説教したことで、思いもかけず話題となった菅だが、これを機にコンビとしても全国区でブレークするかもしれない?