テレビプロデューサーのデーブ・スペクター氏が29日、ツイッターで開催の可否に揺れる東京五輪を痛烈に皮肉った。

 現在の日本では、新型コロナウイルスの変異種感染拡大に伴い、全世界からの外国人の入国を停止している。また欧州連合(EU)も、感染者数が増えていることを理由に、日本からの不要不急の渡航を原則禁止することになった。

 このような状況下で開催が危ぶまれる東京五輪だが、デーブ氏は【速報】と銘打ち「五輪実行委員会は、無観客開催になった場合、わざわざ会場費が高いところで競技する必要はないので、主会場は多摩川や荒川の河川敷で調整へ。選手もビジネスホテルに分散宿泊させる方針」とツイート。

 デーブ氏は23日に「IOCと実行委員会は、東京五輪を無実施開催の方向で調整へ。やったことにして済ませることにより、感染拡大防止と利権を両立へ」、25日には「政府へ、東京五輪の際も海外からの渡航者は原則入国禁止で調整へ。全てのメダルは日本人選手が独占の見込み」とも投稿しており、あくまで〝独自路線〟で五輪開催の可能性を追求しているようだ。