番組終了の志らく 2分間のスピーチで見せた〝噺家〟としての矜持

2021年01月29日 14時18分

立川志らく

 落語家・立川志らく(57)がMCを務めるTBS朝の情報番組「グッとラック!」の3月末での放送終了が正式発表された。

 29日放送の同番組終盤、「志らくさんから大事なお知らせ」のテロップとともに、志らくがひとりで約2分間に渡り口を開いた。

「ウワサ通り、3月いっぱいをもって終了ということになりました。番組っていうのは、始まれば必ず終わるものでございます」

 続けて「私はこの番組を引き受けた時に信念があって『どんなことでもふざけますよ』と。それによって視聴者からお叱りを受けることがあるけれども、ふざけた中にときおり真実が転がってることがある(中略)これがお笑いとか喜劇の存在価値ですね。そのつもりでやってました」と〝志らくイズム〟について語った。

 司会者というポジションを務めたが、根底は根っからの落語家。途中、「22年もやってきましたんで…あ、それは『とくダネ』の小倉さんでございました」ボケることも忘れない。

 実に志らくらしいのが、最後の言葉だ。

「まあ、終わることも含めて楽しんでしまおうというのが落語家の了見。お笑い人の了見でございます。この番組にはお笑いがたくさんいますんで、とにかく楽しく楽しくやっていこうと思います」

 番組最終盤、約2分間のスピーチには志らくの〝噺家〟としての矜持が詰まっていた。