女子ゴルフの渋野日向子(22=サントリー)の〝初ロマンス〟が発覚した。29日発売の写真週刊誌「フライデー」でテレビ東京の野沢春日アナウンサー(31)との親密交際を激写された。昨年12月の「全米女子オープン」で4位と健闘し、2021年のさらなる飛躍が期待されるシブコにとって恋愛はプラスになるのか。

 渋野は19年8月の「AIG全英女子オープン」で海外メジャー初出場初制覇を果たしてから、常にゴルフ界の話題の中心。どんな男性と交際するのかも世間の関心の的となっていたが、ついにその存在が明らかになった。「フライデー」によると、野沢アナとは番組共演をきっかけに交際に発展。渋野が野沢アナの自宅マンションへプレゼントを届ける様子やホテルでの〝お泊まり〟などが報じられている。

 渋野は過去に出演したテレビ番組で「ガタイのいい人がいいですね」と好みのタイプを語っていただけに、まさにスポーツマンタイプのイケメンアナは理想にピッタリだ。テレビ関係者の間では、昨年末あたりから2人の交際が噂されており、このような形で表面化するのは時間の問題だったのかもしれない。

 本業に目を向けると、今年の渋野は3月4日から始まる21年国内開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」(沖縄)で初戦を迎える。国内ツアーを戦いながら「ANAインスピレーション」(4月1日開幕、カリフォルニア州)をはじめとした海外メジャーのほか、世界ランクによる資格や推薦で米ツアーへ積極的に出場する予定。12月に予定されている来季の出場権をかけた予選会にも出場する意向で、米ツアー本格参戦へ向けた勝負の年でもある。

 そんな中、男女を問わず様々なプロゴルファーの栄枯盛衰を見てきた、あるゴルフ界の重鎮は「一般論」と前置きした上で「ツアーを転戦していると、出会いの機会が少ない。恋愛経験が少ない分、(恋人ができると)はまってしまって競技成績が落ち、そのまま表舞台から消えてしまった女子プロゴルファーも少なくない。かといって恋愛がダメというわけではなく、ゴルフとのバランスをうまく取れれば、交際相手の存在がプラスに働くパターンも多い」と指摘する。

 その上で日米両ツアーで活躍し、17年限りで現役を引退した宮里藍(35=サントリー)を例に出し「藍ちゃんのように(競技と交際の)どちらもうまくいくような形になるのが理想」と〝お手本〟に挙げた。藍は06年の米ツアー参戦をきっかけに、マネジャー兼通訳の座親(ざおや)匠氏と出会い、18年6月に結婚を発表。交際期間には、スランプに苦しんだ時期もあったが、同氏の支えもあって10年には日本人初となる世界ランク1位へと上り詰めた。

 一方で、渋野は年明けに放送された民放バラエティー番組の中で男性の理想像について「私が上になれる人。言うこと聞いてくれる人」と発言している。自分が支えるよりも、相手に支えてほしい性分。男性に尽くし過ぎて自分を見失うタイプではないとの解釈もでき、藍のような〝成功例〟となる可能性も十分だ。

 もちろん実際の恋の行く末はどうなるか分からないが、渋野が恋愛を力に変えてさらなる飛躍を遂げる姿を見てみたいものだ。