元プロ野球選手・清原和博氏(53)が27日、自身の公式YouTubeチャンネル「清ちゃんスポーツ」を更新。「ホームランへの道第5話 バッティング・筋トレで己を知る」と題した動画を公開した。

 138キロにまで増加した体重と自身の打撃力低下に大きなショックを受けた清原氏は本格的なダイエットとバッティング練習に取り組むことを決意。この日アップされた動画では都内のジムを訪れ、ティー打撃にとりくんだ。目をつぶりながらティースタンドに置かれた打球を打つ「心眼打法」も披露。「現役時代だったら誰でもできますよ」と謙遜しながらも、健在ぶりを見せつけて同行していたスタッフをうならせた。

 そして現役晩年に悩まされていた〝左ひざの爆弾〟についても触れ、自ら左ひざを指差しながら「ここの軟骨が潰れてたんで、それで僕引退したんです。ボールが全然飛ばなくなった」と告白。2008年の現役引退時に人知れず抱え込んでいた苦悩も赤裸々に振り返りつつ、これからの「ホームランへの道」の打撃特訓については「このヒザをカバーできるような打ち方を編み出すか。だから、これから勉強なんですよ」としみじみと語っている。

 さらに打撃練習後はパーソナルトレーナーとマンツーマンでハードなストレッチ&筋トレ特訓。ゴムチューブを使った股関節回り、ふくらはぎ・腿裏のストレッチに悶絶しながら「ああっ! お腹が! うわっ!」と顔をしかめるシーンも見られた。それでもギブアップすることなく「中年の星となってね…やりますよ!」と〝太鼓腹〟をポンポンと自ら叩いて気合を見せていた。