映画「ある用務員」(29日公開、阪元裕吾監督)の舞台あいさつが23日、都内で行われ、主演の福士誠治(37)、芋生悠(23)らが登壇した。

 初主演の福士は「初主演で初のアクション映画の撮影ですが、スタントマンなしで、体中が痛かったのが思い出です。こんなに危険なのにスタントマンはいないのかなと思って撮影をしました」と苦笑いで振り返った。

 ヒロインの芋生は「昨年から映画に数多く出させていただいて、本作が(自身の)2021年最初の公開作品となります。この作品を盛り上げて、今年をいい年に盛り上げていきたいと思います」とコメント。

 さらに、「自分はアクションシーンの撮影がなかったですが、次回は挑戦してみたいです。たとえば絞め技とか…」と笑顔で明かすと、会場の観客からどよめきが起こった。

 元暴力団員の父を幼いころに殺され、殺し屋に成長した深見(福士)を主人公とする物語。父の組兄弟の娘・真島唯(芋生)の見張りを務めるため、用務員として高校に潜り込んでいる深見だったが、暴力団の抗争が勃発する。

 イベントには近藤雄介(28)、伊澤彩織も出席した。