落語家の立川談四楼(69)が21日、ツイッターを更新。自民党の二階俊博幹事長(81)の「ケチつけるな」発言を巡り、自身の見解をつづった。

 二階幹事長は19日に放送されたNHK「クローズアップ現代」に出演。政府のコロナ対応に国民が一定数不満を持っていることを踏まえ、今後の対策について問われると「今、全力を尽くしてやっているじゃないですか。いちいちそんなケチをつけるものじゃないですよ」とコメントした。

 放送終了後、ネットは大炎上。「ケチをつけるなって、なんで上から目線」「また暴走してる」「国民に対してのケチ」など反感を買い、物議を醸している。

 談四楼は「批判でもない、ましてや誹謗でもない真っ当な問いに『ケチつけるな』とは何様だよ二階さん」と切り出すと「支持者に利益をと、前倒ししてまで強行したGoToトラベルが感染を拡大させたことをどう説明するんだ。その総括と国民への謝罪が先だろうが」と迫った。

 続けて「ケチなのはあなたの政治家としての了見だということを肝に銘じろよ」と、落語家らしくユーモアたっぷりに二階氏の発言を揶揄した。