作家でタレントの乙武洋匡氏(44)が20日、ツイッターで若手議員の求める「定年制堅持」に理解を示した。

 乙武氏は自民党の若手議員らが二階俊博幹事長(81)らに「73歳定年制」を厳守するよう求めたという記事をリツイートした上で「ベテラン議員が長く居座ると、慣習やしきたりが温存され、新しい手法やアイディアが取り入れられにくくなる」と自説を述べた。

 その上で「いまの政治や社会に満足している人はともかく、不満を持っている人は『定年制堅持』に賛同したほうがいい」と訴えている。


 自民党は73歳以上の衆院候補者は比例代表への重複立候補が認められず、小選挙区で敗北した場合、比例復活ができない。しかし、ベテラン議員を中心に「年齢差別だ」とこのルールを撤廃するよう求め、二階幹事長もこれに賛同するような発言をしていた。