タレントでエッセイストの麻木久仁子(58)が19日、ツイッターで神奈川県の黒岩祐治知事(66)のコロナ対応を批判した。

 神奈川県は新型コロナの自宅療養中の患者が増加していることを受け、職員らが行っていた患者の健康観察について、患者自身で行うことを基本とする体制に変更すると決定した。神奈川県ではこれまで職員が自宅療養中の患者に1日2回、電話で対応していたが、これが困難になった。

 これについて麻木は「黒岩知事といえば、ジャーナリスト時代から医療問題に造詣深く、一家言ある方だと、尊敬しておりましたが」と元フジテレビの報道記者だった黒岩知事の経歴に触れつつ「『患者が増えたんで、面倒見きれないんで、おのおのがんばってね』みたいなことを、全国の知事に先駆けて仰るとは、思いもしませんでした。ほんとうに、残念で。ガッカリです」と嘆いた。

 神奈川県の自宅療養中の患者は現在5000人を超え、病院のベッド数も限界に近くなっており黒岩知事は「もう医療崩壊が起きているといっても過言ではない」などと発言している。