俳優の松平健(67)が13日放送のバラエティー番組「あいつ今何してる?」(テレビ朝日系)に出演。自身の楽曲シリーズ「マツケンサンバ」大ヒットの裏に隠された意外な事実が明らかとなった。

「マツケンサンバ」は松平が歌謡ショーの中で歌うオリジナル曲の一つで、計4作が存在する。特に第2弾「マツケンサンバⅡ」(2004年)は多くの国民に親しまれ、紅白歌合戦出場も果たした。

 当初、「マツケンサンバⅡ」のCDは自主制作で劇場のみの限定販売だった。松平は「最初はCDにしてほしいとレコード会社に駆け込んだけど断られたので、自主制作になった」と明かした。

 一方でこのころ、同曲に着目したのが愛知・名古屋の深夜ラジオ番組を担当していたDJの落合健太郎氏(46)。リモート出演した落合氏は松平の舞台を訪れたのがきっかけだとし「第2部で登場した松平健さんが、これまでの時代劇の渋さとは打って変わって、華やかな衣装で登場された。マツケンサンバを聞いて衝撃だった」と告白。度肝を抜かれた落合氏が同CDを購入し、ラジオでかけたのが、リスナーに大ウケした。

 さらに、マツケンサンバブームの仕掛人の一人として、タレントの関根勤(67)がVTRで登場。当時、深夜ラジオ番組に出演していた関根は同曲を頻繁に取り上げ「歌に自分の名前入っている人は初めてだった」とタイトルに衝撃を覚えたと説明。1分近くの長すぎるイントロもイジリの対象だったと明かし「イントロが長いのは歌謡だからですよね。全員が出てくるから。最後に松平さんが出てくるための演出。これはあくまでもCDが劇場で売られていたという証拠ですよね」とした。松平もこのイントロについて「ちょうど、着替えの時間だったんですよ」と明かした。