慶大名誉教授で立大大学院特任教授の金子勝氏(68)が12日、ツイッターを更新。コロナ禍で首都圏の1都3県に緊急事態宣言が発令された中、全国最大規模の成人式を開いた横浜市の林文子市長(74)を、真っ向から批判した。

 金子氏は「【もはや行政の体をなしていないガースー地元】ガースーの地元神奈川では感染対応がめちゃくちゃになってきた。感染拡大の中、カジノ強行の横浜市長は入院し、行政は意思決定なく、横浜1万5千人の「濃密」成人式も強行され混乱だ。林市長もガースー首相も辞任を」と指摘。林市長どころか、同市の市会議員出身で神奈川2区を地盤とする菅首相までをも叩き切った。

 成人式については全国の自治体が開催の是非をめぐって苦渋の決断を下しており、延期や中止も相次いだ。横浜市は全国最多約3万7000人が新成人になるため、横浜アリーナなど広い2会場を使い、感染対策として8回に分けて式を行った。

 同アリーナの式典に出席する予定だった林市長は、帯状疱疹で入院のため欠席。同市長はカジノを含む統合型リゾート施設の誘致方針を打ち出している。

 金子氏は「【人命よりギャンブル】カジノし放題のクルーズ船=感染実験船を招致し、今は感染爆発する林横浜市長は、カジノに反対する20万筆近くの住民投票を無視して市議会で否決した」と激しく非難。「緊急事態宣言でも成人式を『強行』。人命軽視の下品な街になってきた」と吐き捨てた。