【石川優実が芸能界のセクハラ、パワハラ告白】グラビア始める一因になった元カレの酷い行動

2018年10月09日 14時00分

実態を明かした石川優実

【現役女優が芸能界の性接待を実名告白!石川優実「#MeToo」:連載9】芸能界のセクハラ、パワハラを顔出しで告白した女優・石川優実(31)の連載「#MeToo(ハッシュタグミートゥ)」の9回目は、石川が“素の顔”を明かす。意外な趣味や正義感。さらにグラビアを始めた理由の1つには過去の“失恋”があった――。

 もともと、芸能界には憧れがあったんです。小学生ぐらいの時ですね。最初は「ポケットビスケッツ」(テレビ番組から生まれた内村光良、千秋、ウド鈴木によるユニット)に憧れていたんです。そういうところから、歌って踊ることに憧れを持ちました。

「モーニング娘。」のダンスは練習して、みんなでコピーして踊ってました。「LOVEマシーン」とか衝撃的でしたもん。「めっちゃ楽しそう!」って。それで、モーニング娘のオーディションを受けたんですよ。

 でも、田舎に住んでいたので、芸能界に入るとかは全然、現実的じゃなくて。「劇団に通いたい」とは言ってたんですけど、それもできませんでしたからね。

 高校生になると、現実的になるというか、スカウトされるまでは、芸能界入りなんて考えたこともなかったんです。しかも、うちの高校はかわいい子がめっちゃ多くて。私は「こんなにかわいい子が多い中で『芸能界に入りたい』とかは言えない」ってずっと思ってました。すごく自分に自信がなかったんです。

 昔話なんですが、高校2年生の時、付き合っていた男の子が私と別れた後に、学年で一番美人の子と付き合ったんです。そしたら、私の時との扱いが全然違うんですよ。私との交際は周りに秘密というか、言いたくない感じにしていたのに、その子との交際はオープンにしたりとか。その時はすごいショックでしたね~(苦笑)。「すごいやだな」って。そういうのがあってグラビアやり始めたのもありました。自分を肯定したいというか、そういう気持ちが根底にはあったと思います。

 それで芸能界入りして、いろんな目に遭いましたが全然、女性が自由じゃない場面があるっていうことを知れたのは良かったかなって思います。

 あと、私、幕末がすごく好きなんです。新選組とかいまNHKでやっている「西郷どん」とか。いまの自分と少し重ねるというか、あの時の人たちの「変えなきゃ!」という気持ち。やっぱり、そういうものが自分の中にあったんですかね。

 正義感もありますね。1回、パチンコ屋さんでバイトしていた時に仲良かった男の子が店長からのパワハラでクビになったことがあるんです。いきなり暴力を振るわれて、首根っこつかまれて、たばこの火を押し付けられそうになったりとか。

 きっかけは店長の機嫌が悪くて、その男の子が業務上の話をしていたのに、「無駄話するな!」みたいな感じだったみたい。いきなりクビなんて、できないじゃないですか。私が戦おうとしたら、周りは「やられるからやめときな」みたいな。でも私は、法的手段を取れば勝てると思って。5年ぐらい働いていたんですが、辞めて、労働基準局に電話したりして戦いました。でも、周りは「面倒くさい女」だなって思ってたと思いますね。

 間違ってることに対して行動する気持ちがありますね。

 両親は根本的に真面目で、目立つことが嫌いなタイプなのに、私は違うんですね。でも優しい人たちで、私を真っすぐ育ててくれたと思います。すごく感謝しています。(つづく)

☆いしかわ・ゆみ=1987年1月1日生まれ。岐阜県出身。2004年、高校3年生のときにスカウトされて芸能界入り。グラビアアイドルとしてDVDを30本以上発売するなど人気を博す。その後、女優として活動。14年には映画「女の穴」で映画初主演。17年にブロガーのはあちゅう氏に触発され、自身が経験した芸能界セクハラ事情を実名で告発。日本での#MeToo運動を展開している。

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