2021年も秋篠宮眞子さま(29)と小室圭さん(29)の結婚問題から目が離せない。

 本来ならばとっくに結ばれているはずが、2017年末に一部女性誌で小室さんの母・佳代さんの〝借金トラブル〟が報じられたことで、状況が一変。小室親子は19年1月に元婚約者男性が工面した400万円は「贈与に当たる」と説明する文書を公表したが、世間はそれを「借金の踏み倒し」と判断し、さらなるブーイングを浴びせた。

 それでも秋篠宮殿下は昨年11月の会見で「(2人が)結婚することを認める」と発言。「多くの国民が納得すれば…」と条件付きながら、GOサインを出した。皇室ライターによると「週刊誌でボロカス叩かれても、眞子さまと小室さんの互いを思う気持ちは全くブレなかった。ある意味、(殿下が)根負けした形」と話す。

 ところが、年末年始にかけて不穏な空気が漂い始める。

 発端は昨年末に発売された「女性セブン」と「週刊文春」。前者は小室家の最大タブーとも言える実父と父方の祖父の自死に切り込んだもので、佳代さんの人間性に焦点が当てられている。後者は知られざる小室さんの中高校時代の話で、男子グループで1人の女子生徒を退学にまで追い込んだという。

「この報道に驚いたのが秋篠宮夫妻と美智子上皇后です。どちらの話も初耳。小室さんの肉親が亡くなっていたことは把握していましたが、その経緯はよくわからなかった。小室さんの〝裏の顔〟が記された文春もショックだった。小室親子の説明いかんでは、眞子さまとの結婚に再び暗雲がたち込めることになります」(同)

 宮内庁の西村泰彦長官は先月10日の定例会見で、小室さんサイドに「説明責任を果たすことが重要だ」とプレッシャーをかけたが、それは借金問題だけではなく、あらゆる疑惑に及ぶ。

「小室さんの代理人は宮内庁とやりとりしている。当然、一連の週刊誌報道は否定しているが、それで国民が納得するかは…。もはや疑惑うんぬんよりも、小室家のルーツを踏まえた上で、眞子さまの結婚相手として『分不相応』という評価が浸透してしまっているように思う」(ワイドショー関係者)

 当の眞子さまは米国留学中の小室さんと「密」に連絡を取り合い、〝別次元〟で生きている。以前は週刊誌報道にピリついていたそうだが、小室さんがかねて繰り返す「マスコミのでっち上げ」という説明を信じ、最近はネガティブな気持ちになる報道から距離を置いているという。

〝愛のチカラ〟だけでどこまで通用するか――。