タレントのデヴィ夫人(80)が10日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)に出演。物議を醸している「年越し密パーティー」を巡り、政治評論家の杉村太蔵氏(41)と〝舌戦〟を繰り広げた。

 デヴィ夫人は昨年の大みそか、都内の高級ホテルで開催された100人規模のカウントダウンパーティーを主催。昨年7月にもパーティーを行い物議を醸したデヴィ夫人にSNS上は批判が殺到した。

 同番組に初登場したデヴィ夫人は同パーティー開催の経緯について「この時期だからこそ勇気を持って開催した。私たちのような人間がお金を回さないと、日本の経済が破綻してしまう」と主張。

 「感染対策はしっかりしていた」としたデヴィ夫人に対して、杉村氏が反論。「経済が破綻してしまうというお話でしたが、かえってこうしたパーティーをやることで、感染拡大が進み経済が止まってしまうのでは」と指摘すると、デヴィ夫人は遮るように「お言葉ですけど、パーティーは10日前です。誰も感染していません。去年チャリティーは5回やりました。誰も感染していません」と声を荒げた。

 続けて、杉村氏は「誰も感染していないなら、結果的にいいのではという議論は成り立たないんじゃないでしょうか」と返すと「参加した方々はみんな自意識が高く緊張感を持っている。『感染しない、感染させない』が合言葉になってます」と改まって開催の正当性を訴えた。

 デヴィ夫人は20代、30代の感染者数が多いと指摘し「若い方たちに緊張感を持っていただきたい。渋谷の繁華街なんか、たばこのポイ捨てやマスクをしていない人が多い。私たちは非常に気を付けてます」。

 最後に、杉村氏は「感染に気を付けようとしてステイホームしている人たちからみると、デヴィ夫人には申し訳ないけどイラっとする」と締めにかかると「あなた、私に対するジェラシーですね」とツッコんだ。