ブレークの予感!? 元日放送の日本テレビ系特番「ぐるナイ『おもしろ荘』お笑い第7世代NEXTスター発掘スペシャル」に出演した女性お笑いコンビ「エルフ」の荒川(24)が注目を集めている。

 2019年優勝の「ぺこぱ」など、多くの若手芸人の登竜門となってきた「おもしろ荘」で、両手を広げ「で~す」と締めるネタを披露。優勝こそ東京吉本所属の「ダイヤモンド」に持っていかれたが、ナインティナインや有吉弘行らを笑わせ、確かな爪痕を残した。

 荒川は4日に大阪市の朝日生命ホールで行われた「R―1グランプリ2021」1回戦に参戦。ここでも「で~す」を繰り出して笑いを誘い、2回戦進出を決めた。

「みんなにギャルを好きになってもらいたい」とギャル愛あふれる荒川だが、高校時代は校則が厳しく、念願のギャルデビューを果たしたのはNSCに入学してから。好きなタイプについても「ギャル男より見た目は落ち着いた方がいい」と話す。意外にまじめだ。

 そんな荒川について吉本関係者は「見た目がギャルだから、ちょっとおバカな感じとかに見られちゃうかもしれないですけど、実はコンビのネタも荒川が書いている。漫才、コントどちらもできますし、単独ライブの際には荒川がピンでやる時間があって、そこでピン芸も磨いている。妹さんがいる環境もあってか、考え方はしっかりしていますね」と明かす。

 おバカ系でお笑いにシフトしているギャルタレントはいても、ギャル芸人となると意外と少ない。

「チャラ男の芸人はいるんですが、ギャル芸人って、いそうでいないんですよね。これまでにないタイプですし、ブレークするかもしれません」(前同)

 決勝進出を目標に掲げたR―1で結果を残し、さらに知名度向上となるか注目だ。