ドラマにバラエティー、CMなど多方面で活躍する女優・岡田結実(20)が本紙の特別インタビューに登場。主演ドラマ「江戸モアゼル~令和で恋、いたしんす。~」(日本テレビ系、木曜午後11時59分)が1月7日にスタートするなど、2021年は最初からフルスロットルで駆け抜ける岡田に、新年にかける思いを聞いた。

 ――ドラマは江戸時代の花魁が現代にタイムスリップするという設定

 岡田:ありがたいことに、1~3月クールは3年連続で主演ドラマをやらせてもらってますが、過去2年は新人ADと女子高生役。自分と重なる部分が多かったけど、花魁は分からないので、メチャクチャ難しいです。役作りは、自分と重なる部分を探してやるんですけど、似てる部分がなさすぎて最初はホントに難しかった。

 ――花魁役については

 岡田:そもそも花魁をよく知らなかった。花魁の役ってTBSのドラマ「JIN―仁―」の中谷美紀さんとか、映画の「吉原炎上」とかあるけど、自分は全然違うし。

 ――吉原のナンバーワンという設定

 岡田:恐れ多いです(笑い)。

 ――2020年はどんな年だった

 岡田:やっぱり前の事務所(オスカープロモーション)を辞めるという大きな旅立ちがあったので、今はゼロから頑張ってる感じです。

 ――同じ3月31日付で米倉涼子さんも退社

 岡田:全く知らなかった! ネットニュース見て「ヨネさん、辞めるんですか?」みたいな感じ。今まで「ヨネさん」なんて呼んだことはないですけど(笑い)。私の退社がかき消されて、「良かった~」と。

 ――オスカーでは25歳まで恋愛禁止だったが

 岡田:はい、晴れて解禁させていただきます(笑い)。マネジャーさんは「30歳までダメ」と言うんですが、ここで正式に解禁です! でも新型コロナの外出自粛で、ほぼ自宅にいたから恋愛なんて全くできてませんが。もともと男友達が1人しかいないので、知り合いたくてもどうやって出会うのか分からない。「私の運命、どこに転がってんの?」という感じ。20歳になって年越しを家族で過ごすのもいいけど、ちょっとイヤだなと思う自分もいます。

 ――自粛中の生活は

 岡田:3~6月はずっと家にいました。普段やりもしない料理とかやりだして、女子力だけちょっと上がったかな。ただコロナ太りになって、焦りました。自粛明けくらいに次のドラマの話をいただいたのでダイエットした。頑張って3~4キロ落としました。

 ――4月には20歳になった

 岡田:何度か飲みの席に行きました。そういう席は好きですけど、メチャクチャ弱い。2~3口飲んだだけでヘロヘロになっちゃう。最初は誕生日にいただいた赤ワインを飲んだけど、「ムリ、マズい」と思った。

 ――21年にやりたいことは

 岡田:コロナが落ち着いたら海外旅行に行きたい。海外の人と空気と土地が好きなんで。海外で遊んでいる時に死ぬのがいいと思ってるくらい。オーストラリアでカンガルーに殴られて死ぬとか(笑い)。

 ――先日、テレビでお兄さんと共演していた

 岡田:兄とはユーチューブも始めました。メチャクチャ仲良くて、私が役者を始めるきっかけも兄でした。才能もあると思うので、もっと出てほしい。ドラマとかでも共演したい。兄妹役でもいい。

 ――恋人役は

 岡田:それは絶対イヤ! お兄ちゃんとのキスシーンなんて吐き気しかしない(笑い)。

 ――お父さんのギャグ「閉店ガラガラ」もやり続ける?

 岡田:もちろん振られたらやるけど、ずっと借りパクするのも良くないので、そろそろ父にお返ししてあげようかな? 上から目線ですけど(笑い)。

☆おかだ・ゆい 2000年4月15日生まれ。大阪府出身。父はお笑いコンビ「ますだおかだ」の岡田圭右、母は元芸人の上嶋祐佳、兄は俳優・岡田隆之介という芸能一家に育つ。10年にNHK・Eテレ「天才てれびくんMAX」でデビュー後、抜群のトーク力でバラエティー番組で大活躍。女優としても実績を積み、1月7日から主演ドラマ「江戸モアゼル~令和で恋、いたしんす。~」(日本テレビ系)がスタート。