昨年はヘンリー王子&メーガン妃の視点から英王室問題を捉えた伝記本「自由を探して」が世界的に話題を集めたが、今度は同妃の異母姉サマンサ・マークル氏(56)が家族や姉妹関係を赤裸々に明かした暴露本が今月出版される。

 サマンサ氏による同著は「The Diary of Princess Pushy’s Sister Part1(厚かましいプリンセスの姉の日記・パート1)」と題され、メーガン妃を含むマークル家の「隠された真実を告白する」としている。

 英紙デーリー・メール(電子版)によると、昨年2月、サマンサ氏が回想録を執筆することを知ったメーガン妃は「姉が自分を利用している」と親しい友人に漏らし、号泣したという。

 同著の出版社、バーンズ&ノーブルは家族の秘密を暴露することにより、サマンサ氏は「メディアの混乱に巻き込まれるだろう」と予告。内容については「事実は小説より奇なりだ」とあおった。

 メール紙によると、メーガン妃がフロリダ州に住むサマンサ氏と最後に会ったのは2008年。17歳差の2人は異母姉妹ということもあり、これまで同じ家に暮らしたことはなく、近い関係でもなかったという。

 ところが、ヘンリー王子との交際が報じられるようになると、サマンサ氏は妹に対し、〝薄っぺらなソーシャルクライマー(上昇志向の成り上がり)〟などと辛らつ批判。

 さらに、ヘンリー王子との結婚式に招待されなかったことや、姉妹の父親トーマス・マークル氏(78)が義理の息子である王子や孫アーチーちゃんに会ったこともない状況についても「家族を捨てた薄情者」などと同妃を非難している。

 330ページにわたる同著は米国で15日に出版されるが、具体的な内容は近く英米メディアに取り上げられ、注目を集めることは間違いなさそうだ。